カゲロウ ～on a day～

うつ向いて　あの陽に背を向けた　カゲロウ

己の脆弱さに　ただ啼いた...lalala...

明日ってなんだ　僕はいないんだ　その日だけのエフェメラ

尊い　儚い　醜い...なんて　堕ちてから言わないで...

それでも何かを願って　それでも何かに祈って

しまうことは...罪でしょうか？

うつ向いて　あの陽に背を向けた　カゲロウ

揺れたのは　他人（だれか）想ってじゃない

ひからびた骸晒す　朝が怖いと...

何か恨んでも　苦いだけ...lalala...

「生きてたい」って呟いた　あの娘は夜に消えた

淡い　のぞみ　可哀想...なんて　ほら見物人共（ヤツラ）囁くよ..

誰もが避けてく道でも　這いつくばっても歩いた

できることは...無（ゼロ）でしょうか？

水うつ夕映え　焦がれた水面（みなも）カゲロウ

こぼれたのは　悔しい...言葉にならぬ欠片

独り去る虚しさ　置いてけぼりで

今儚んでも　苦いだけ...lalala...

今でも何かにすがって　そしたら何かは実って

宛てのない旅路　ゆく前に　もう一度逢えたら...

怖いくらい　冷静感情　目が覚めてまた眠るように

きっと朝はこないんだろう　守るもの置い逝くのが　痛いだけ...

うつ向いて　あの陽に背を向けた　カゲロウ

揺れたのは　他人（だれか）想ってなのか...

ひからびた骸晒す　朝は怖いよ...

誰か恨んでも　苦い...

水うつ夕映え　焦がれた水面カゲロウ

こぼれたのは　悔しい...欠片にもならず

独り去る虚しさ　置いてけばいい

叶わぬものばかり...苦いだけ...lalala...

lalala...苦いだけ