Over the graduation

 

借りた部屋の名残りを おとした弥生(さんがつ)の

旅立ちを目前に 何もいわずに帰郷する(もどる)のは

冬と春と 半端なにおいに逆らえず

宛てのない約束に しがみつき行くのが嫌でさ…

 

夜を越えて 語ったこと

誰かの恋に 泣けたこと

熱いものが溢れ 何もかもが ほら 滲んでく・・・

 

寂しくても戻れないことも あるんだろう?

きみは今 未来に向かった 僕はいつまでもこんな夢の中・・・

悲しくても戻らない時間を 想い描いても

「ひとりよがりの若さ」なんて笑って ごまかしはしない・・・

 

夕陽あびて屋上の隅で 寝ころんで

憧れを投射し(うつし)てた ギター眺めて歌ってた・・・

どうにかなる…なんとかするさ と強がりで

いつの日か離れると 誰もが気付かず歌ってた・・・

 

夢のために 集ったこと

叶えるために 耐えたこと

そんなものが全部忘れるくらい あの時歌ってた・・・

 

寂しくても戻れないことも あるんだろう?

僕は今 夢に向かった 今じゃ「キミ」は「君」の暮らしの中・・・

悲しくても戻らない時間を大切に生きるよ…

らしくないね・・と 思ったときにこそ このアルバム(うた)を・・・

 

夜を越えて 語ったこと

誰かの恋に 泣けたこと

熱いものが溢れ 何もかもが ほら 滲んでく・・・

 

寂しくても戻れないことも あるんだろう?

君は今 未来に向かった 僕はいつまでもこんな夢の中・・・

悲しくても戻らない時間を 想い描いても

「ひとりよがりの若さ」なんて笑わないで

 

寂しくても戻れないことも あるんだろう?

僕は今 夢に向かった 今じゃ「キミ」は「君」の暮らしの中・・・

悲しくても戻らない時間を大切に生きるよ

らしくないね・・と 思ったときにこそ このアルバムを・・・