ti-a-la ti-a-la

 

群れを離れ 辿り着いた渚

水色の波 淡く哀しくボク刺す

独りで何が 出来るかも知らずに

ゆらりゆらり 時間にただゆだねて

 

寂しいってこと こんな気持ちだろう 届く宛てない心歌う ti-a-la ti-a-la

 

失くして泣けるのは「ヒト」だけだから 「ボク」は歌に替えて 奏でて・・・

剥げた爪の痛みに耐えていても 刻はたおやかに過ぎてゆくけど

あの「ボク」は二度と戻らない・・・

 

気付けば見知らぬ 街に佇み

行き交う「人間」を物憂げに眺める

コトバを交わす 誰かが泣いてる

誰もが気付かず 足早に過ぎて・・・

 

これが「ヒト」なの? 「ヒト」の群れ(プライド)なの? こんな世界(ところ)に居たくはない ti-a-la ti-a-la

 

失くして痛いとき 痛いと言える それがヒトなのにどうして・・・

群れに居ながら 群れにはぐれてくものが ヒトとわかったら 頬をつたわった

熱いものが 涙と知った

 

寂しいってこと こんな気持ちだろう こんな世界に居たくはない ti-a-la ti-ti-a-la

 

失くして痛いとき 痛いと言える それがヒトなのにどうして・・・

群れに居ながら 群れにはぐれてくものが ヒトとわかったら 涙を知った

 

これからどこへ行けば 戻れるのかは 僕はわからない どうして…?

自分に はぐれ迷い続ける世界 ただ駆け抜ける 「逃れる」そのためだけに

そしていつかは ボクに還るかな・・・